保育園の防災・非常時備蓄リスト完全ガイド|園児と職員を守る“日常備え”の仕組み
2026/02/17 #開園する前の準備
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保育園の防災・非常時備蓄リスト完全ガイド|園児と職員を守る“日常備え”の仕組み

保育園は、園児が長い時間を過ごす「生活の場」です。
災害時には、保育園自体が一時的な避難所となり、保育園の備蓄や防災グッズの有無が、園児と職員の安全に直結します。
一方で、現場では人手不足や事務作業の多さから、「備蓄の棚卸しまで手が回らない」「防災計画はあるが運用が追いつかない」という声もよく聞かれます。
このガイドでは、保育園・災害保育園・非常時保育園として押さえておきたい防災備蓄の基本から、園児数や年齢構成に合わせた工夫、管理を効率化するポイントまでを整理します。
「完璧」を目指すのではなく、今日から一歩ずつ始められる"現実的な備え"の考え方を中心に解説します。

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保育園における防災備蓄の重要性            

保育園の防災備蓄は、「滅多に起こらない事態」のためではなく、「いつ起きてもおかしくない災害」に備えるための"日常業務"の一部です。
災害時の保育園・非常時の保育園として求められる役割は年々高まっており、備蓄を保育園としてどこまで準備できているかが、保護者からの信頼にも影響します。
ここでは、なぜ保育園における防災・備蓄が重要なのかを、初動対応・保護者の安心・職員体制という3つの視点から整理します。

"いざという時"の初動を支えるのは日常の準備

大規模地震や風水害などが発生した場合、行政や家庭からの支援が保育園に届くまでには時間差が生じます。
一般的には「最初の72時間」が最も重要な時間帯と言われており、この間を保育園内の備蓄と防災グッズだけで乗り切れるかどうかが、園児と職員の安全確保の鍵になります。
特に保育園では、園児自身が状況を理解して自ら行動することが難しく、災害時の保育園としての体制や、非常時の保育園としての備蓄計画が不可欠です。
 •食料や水が足りない
 •おむつや簡易トイレがなく衛生環境が悪化する
 •照明や電源がなく暗闇の中で不安が高まる
といった事態を避けるためには、「どのくらい」「何を」「どこに」備蓄しておくかを平常時に決めておく必要があります。防災は特別なプロジェクトではなく、保育園の日常業務に組み込むことで、初動対応の落差を小さくできます。

保護者の安心と信頼にも直結する備え

保護者にとって、保育園を選ぶ基準は「保育内容」だけではありません。災害時の保育園としての備えや、防災グッズの充実度、非常時の連絡体制も重要な判断材料になりつつあります。
「この園はしっかり備えている」と感じてもらえるポイントは、備蓄量の多さだけではなく、情報の"見える化"です。
 •園だよりで備蓄方針や防災訓練の実施状況を共有する
 •入園説明会で災害時の対応や引き渡しルールを防災マニュアルを作成し説明する
 •備蓄品の一部を園内に写真付きで掲示する
 •定期的な点検結果を保護者向けのお便りにて報告する
といった工夫があると、保護者は「非常時の保育園として信頼できる」「保育園として現実的な対応ができそうだ」と感じやすくなります。実際に「防災対策の充実度」を重視する保護者が増えている傾向もあります。
コストと手間をかけて準備した防災・備蓄は、同時に保護者との信頼関係を強める"投資"とも言えます。

職員の冷静な行動を支える準備

災害時、園児を守る最後の砦となるのは現場の職員です。
ところが、いざ災害が発生すると、どれだけ冷静な職員でも状況把握や安全確保に追われ、備蓄品の場所がわからない、誰が何を取りに行くのか決まっていない、といった混乱が起きがちです。
そこで重要になるのが、防災グッズや備蓄品の「配置」と「共有ルール」をあらかじめ明確にしておくことです。
 •倉庫や調理室に何がどれだけあるのか
 •どのフロアに何をどれだけ分散させるのか
 •誰がどの棚を担当して搬出するのか
といった役割分担が事前に決まっているだけで、初動の混乱を大きく減らせます。
また、新任職員への引き継ぎ時や定期的な防災訓練の際に、備蓄保管場所の案内や運用ルールを必ず確認することで、非常時保育園としての対応力を組織全体で底上げできます。

保育園で備えておくべき基本備蓄リスト            

ここでは、災害保育園・備蓄保育園として最低限押さえておきたい基本的な防災グッズと備蓄品を整理します。
保育園の立地や園児数によって優先順位は変わりますが、「水・食料」「救急・衛生」「防寒・防暑」「照明・電源・通信」「生活・避難用品」の5つのカテゴリーで考えると整理しやすくなります。
すでに備蓄を始めている保育園も、一度このリストをもとに「足りないもの」「重複しているもの」「古くなっているもの」がないか見直すことで、より実践的な防災対策につなげられます。

(1) 食料/飲料

保育園における防災備蓄の中で、最優先となるのが水と食料です。
特に乳児や幼児は体格が小さく脱水リスクも高いため、災害保育園として十分な水の確保は必須です。
 •水(園児1人あたり1日2L×3日分を目安)※職員分も要加算
 •長期保存可能な離乳食・おやつ・アレルギー対応食(賞味期限が3年以上のものを選ぶと管理が楽になります)
 •紙コップ・スプーン・携帯ボウル
水は大きなタンクだけでなく、持ち運びしやすいペットボトルも組み合わせると、避難スペースでの配布がスムーズになります。非常時保育園として配慮したいのは、アレルギーや宗教・文化的な食の制約です。
可能な範囲で選択肢を用意し、「誰が何を食べられるか」を平常時から把握しておき、名前やラベルをつけておくのも安心です。
紙コップや携帯ボウルなどの防災グッズは、衛生面を保ちながら食事を提供するために欠かせません。
洗い物が難しい状況を前提に、使い捨てのものを多めに備蓄しておくと現場の負担軽減にもつながります。

(2)救急/衛生用品

ケガや体調不良が発生した際に、すぐ対応できるようにしておくのが救急・衛生用品です。
保育園では、日常的にも使用頻度が高いものが多く、通常在庫と防災備蓄を分けて管理する工夫が必要です。
 •応急手当キット(包帯・消毒液・絆創膏など)
 •体温計・ビニール手袋・マスク・生理用品
 •簡易トイレ・おむつ・防臭袋・除菌ウェットティッシュ
特にトイレ環境の悪化は、衛生面だけでなく園児の精神的負担にもつながります。
簡易トイレや防臭袋は、防災グッズの中でも早めに準備しておきたいアイテムです。
おむつやウェットティッシュは、日常使用と兼ねて「ローテーション消費」しながら一定量をキープする方法が、備蓄保育園として現実的です。
マスクやビニール手袋、生理用品も、災害時に急に必要になることが多く、「職員用」の備蓄を意識して準備しておくと安心です。

(3) 防寒/防暑対策用品

日本では季節によって気温差が大きいため、保育園・災害保育園としては防寒と防暑の両面を考えた備蓄が必要です。
空調が止まった場合でも、最低限の体温調節ができるよう、防災グッズを用意しておきます。
 •アルミブランケット・毛布・カイロ・雨具
 •夏場は冷却タオル・簡易うちわ・ポータブル扇風機
アルミブランケットは軽量でかさばらず、備蓄保育園でも採用しやすいアイテムです。
毛布は園児用サイズと大人用サイズを分けて考えると、使用時の混乱を減らせます(圧縮袋で分けて管理することで保管スペースの節約にもつながります)。
一方、夏場の非常時の保育園では、熱中症対策として冷却タオルや簡易うちわ、電池式のポータブル扇風機が有効です。
特に体育館やホールなど空調の効きにくい場所に避難する場合には、事前の準備が園児の体調管理に大きく影響します。

(4)照明/電源/通信

停電時の暗闇は、不安を増幅させるだけでなく、避難行動や見守りの妨げにもなります。
最低限の照明と通信手段を確保することが求められます。
 •懐中電灯(LEDタイプ推奨)・ランタン・予備電池
 •モバイルバッテリー・充電ケーブル
 •ホイッスル・携帯ラジオ
懐中電灯は、数本ではなく「各保育室」「避難ルート」「職員用」と分散して配置できる本数を備蓄するのが理想です。
両手がふさがらないランタンタイプの防災グッズも、避難スペースの照明として有効です。
また、非常時の保育園としては、保護者への連絡や行政からの情報収集に必要な電源確保も重要です。
モバイルバッテリーは、スマートフォンだけでなくタブレットや無線機の充電にも活用できます。
携帯ラジオは、通信環境が不安定な中でも情報を得るための基本的な防災ツールで、手回し充電式が便利です。
ホイッスルは職員分準備しましょう。
避難誘導や居場所を知らせる救助要請にも有効となります。

(5)生活/避難用品

長時間の保育園待機や、避難所での生活を見据える場合、最低限の生活用品も備蓄しておく必要があります。
園児と職員が少しでも落ち着いて過ごせる環境を整えることが、災害保育園としての重要な役割です。
 •簡易マット・ヘルメット・防災ずきん
 •ガムテープ・軍手・ロープ・ハサミ
 •園児名簿・緊急連絡先一覧・保険証コピー
ヘルメットや防災ずきんは、地震時だけでなく、避難中の落下物対策としても重要です。
簡易マットは、床の冷え対策だけでなく睡眠スペースの確保にも役立ちます。
また、園児名簿や緊急連絡先一覧、保険証のコピーは、非常時の対応に欠かせません。
紙とデジタルの両方を用意し、災害時にすぐ持ち出せる場所に保管しておくことで、引き渡しや救急搬送の際に役立ちます。

園児の年齢/園の規模に合わせた備蓄ポイント            

同じ保育園でも、乳児が多い園と幼児中心の園とでは、必要となる防災グッズや備蓄の優先順位が変わります。
また、園児数や職員数によっても備蓄量や保管方法を工夫する必要があります。
ここでは、年齢構成と規模に応じた備蓄の考え方を整理します。

乳児が多い園の場合

乳児が多い保育園では、特に食事と衛生面の備蓄が重要になります。
粉ミルクや哺乳瓶、おむつの不足は、短時間でも園児の健康に影響しやすいため、優先的に準備しておきたい項目です。
 •粉ミルク・哺乳瓶・湯沸かし設備を優先的に確保する
 •哺乳瓶は使い捨てタイプのストックを推奨する
災害時には、十分な消毒が難しい場面も想定されます。
そのため、使い捨て哺乳瓶を一定数備蓄しておくことで、衛生リスクを抑えながら授乳を継続しやすくなります。
粉ミルクはキューブタイプを使用することで計量不要で衛生的です。
液体ミルクはお湯が不要かつ常温保存が可能で災害時には非常に便利なものとなります。
また、湯沸かし設備についても、電気だけに頼らず、ガスボンベ式のコンロなど、複数の手段を組み合わせて検討することが、現実的です。

幼児中心の園の場合

幼児中心の保育園では、自力歩行が可能な園児が多いため、「安全に移動できる環境」と「安心して待機できる環境」の両方を整えることがポイントになります。
 •歩行避難を前提に靴や移動補助具を準備する
 •絵本・玩具など安心感を与えるアイテムも有効
避難時には、サンダルや上履きのままでは危険な場合があるため、園児用の簡易靴や上履きの使い方を含めて防災計画に組み込むと安心です。
また、長時間の待機が必要になる災害時では、絵本や玩具、塗り絵など、園児が気持ちを落ち着けられるアイテムも重要な"防災グッズ"と考えられます。
これらは必ずしも専用備蓄でなくてもよいですが、「非常時に使える内容か」「危険物が混ざっていないか」を平常時に確認しておくと良いでしょう。

職員数/園児数に応じた数量設定

備蓄量の目安としてよく使われるのが、「園児+職員数×3日分」です。
園児だけでなく職員が動ける状態を維持することも重要なため、「全員分」を基本に考える必要があります。
 •目安:園児+職員数×3日分
 •園児数が多い場合は、保管場所の分散がポイント
園児数が多い備蓄保育園では、1か所にすべての防災グッズを集約すると、搬出や管理が難しくなります。
フロアごと・保育室ごとに最低限の水やおむつ、簡易食料を分散しておくことで、エレベーター停止や通路の寸断が起きた場合にも対応しやすくなります。
また、現場の負担を減らすためには、「これ以上増やさないといけないもの」「ここまでは減らしてよいもの」を明文化しておくと、年度途中の調整がしやすくなります。

備蓄の保管/管理ルール            

どれだけ多くの防災グッズや備蓄品を揃えても、「どこに何があるか分からない」「期限切れで使えない」といった状態では、非常時に十分に機能しません。
備蓄の"量"だけでなく、"管理ルール"を仕組みとして整えることが重要です。

定期的な賞味期限チェック

課題になるのが、賞味期限の管理です。
食料や飲料はもちろん、カイロや薬品類にも期限があります。
 •半年〜1年に1回は全品リストを確認する
 •消費期限間近の食料は「ローテーション消費」へ回す
例えば、年度初めと防災訓練の時期など、園全体のスケジュールに合わせて「備蓄チェック日」をあらかじめ決めてしまう方法があります。
期限が近いものは日常の給食やおやつで使用し、新たに同じ種類の防災グッズを購入して入れ替えることで、無駄を減らしながら防災備蓄の鮮度を保てます。
備蓄管理の責任者を決め、このローテーション消費の仕組みを取り入れることで、「いつの間にか期限切れ」というリスクを減らし、備蓄を現実的に運用できます。

配置と動線の明確化

防災・備蓄の効果を最大化するには、「使いたい時にすぐ取り出せる」ことが欠かせません。
保管場所と避難動線をセットで考える視点が重要です。
 •倉庫・調理室・避難出口付近に"誰でもわかる配置表"を設置する
 •新任職員への引き継ぎ時に必ず案内する
「この棚には水と食料」「この棚には救急・衛生用品」といった分類をラベリングし、見える形で表示することが効果的です。
図や写真を使った配置表を掲示することで、初めて対応する職員でも迷いにくくなります。
また、夜間保育や延長保育を行っている保育園では、「時間帯別の想定職員」で動線を確認しておくことも重要です。
日勤帯とは異なるメンバーでも対応できるように、配置と動線をシンプルにしておくと安心です。

保護者への周知方法

保育園の防災・備蓄は、保護者に共有してこそ安心感につながります。過度に不安を煽るのではなく、「このような考え方で備えています」と丁寧に説明することが、信頼形成に有効です。
 •入園説明会や園だよりで"園の備え"を共有する
 •災害時の引き渡しルールと併せて説明する
具体的には、備蓄量の目安や、防災グッズの種類、避難訓練の実施状況などを、図や写真を交えて伝える方法があります。
また、災害時の連絡手段や引き渡し場所、引き渡しに必要な情報などを、事前に保護者と共通認識にしておくことで、混乱を減らせます。
「保育園としてここまで備えています」「一方で、家庭でもこのような準備をお願いしたい」といった役割分担を示すことで、家庭が協力して子どもを守る体制を築きやすくなります。

災害発生時に活用するチェックリスト            

防災計画やマニュアルを整備していても、実際の災害時には詳細な文書を読み返す余裕がありません。
非常時にいつ、何を、どう使うかをすぐ確認できる「シンプルなチェックリスト」を用意しておくことが重要です。
ここでは、時間の流れに沿って「発生直後」「10分〜1時間」「数時間以降〜翌日」の3フェーズに分けて整理します。

発生直後(0〜10分)

最初の10分は、最も慌ただしく、同時に重要な時間帯です。
 •園児の安全確認・点呼・負傷有無の記録
 •通報・避難ルート確保・電源遮断
まずは落下物や火災など、二次被害のリスクから園児を守るための行動が優先されます。
防災グッズを取りに行くのは、その後でも構いません。
チェックリストとしては、
 1.園児のいる場所ごとに点呼を行う
 2.ケガをしている園児・職員を把握し、応急手当を開始する
 3.必要に応じて119・消防・自治体に通報する
 4.ガス・電気などの電源遮断を確認する
といった、短い項目で構成しておくと、現場で使いやすくなります。

10分〜1時間以内

状況がやや落ち着いてくる10分〜1時間の間には、保育園として避難先や待機場所を確保し、必要な防災グッズや備蓄の搬出を進めます。
 •水・食料・衛生用品の搬出・保育室確保
 •保護者への一斉連絡(電話・メール・アプリ)
避難先が園内か園外かによって動き方は変わりますが、いずれの場合も「園児を落ち着かせる環境づくり」と「保護者への情報提供」がポイントになります。
備蓄保育園としては、このタイミングで水やおやつ、トイレ用品などを徐々に展開し始めます。
連絡手段については、電話に加えてメールや保護者向けアプリなど、複数のチャネルを準備しておくことで、「つながらない」という不安を和らげやすくなります。
このタイミングで職員間での役割分担の再確認を行っておくことも重要です。

数時間以降〜翌日

災害の規模によっては、園内での待機が長時間に及ぶ場合があります。
このフェーズでは、「暮らしを維持する視点」や「心のケア」が重要になります。
 •簡易トイレ・睡眠スペースの確保
 •心身ケア(不安解消・声かけ)
トイレ環境の整備や寝る場所の区分け、着替えの手配など、生活に近い領域の対応が中心になります。
防災グッズとして用意したマットや毛布、絵本や玩具も、ここで活躍します。
また、園児や職員は強いストレスを抱えやすいため、保育園・非常時保育園としては、普段と同じ歌やあそびを取り入れたり、落ち着いた声かけを行ったりすることも大切です。
「防災=命を守ること」に加え、「安心できる時間をつくること」も保育園の大事な役割と言えます。

備蓄管理を効率化するための工夫            

「防災・備蓄の重要性はわかっているが、現場の手が足りない」というのが、多くの保育園の本音ではないでしょうか。
人手不足や事務過多の中で、保育園として一定レベルの備蓄を維持するには、管理の仕組みをシンプルかつ効率的にする工夫が欠かせません。            

一覧表のデジタル管理

おすすめなのが、防災グッズや備蓄品の一覧をデジタルで管理する方法です。
 •Excelやスプレッドシートで数量・期限・保管場所を可視化する
「どこに」「何が」「いくつ」「いつまで」あるのかを一枚の一覧表にまとめておくことで、賞味期限チェックや棚卸しの負担を軽減できます。
紙の一覧表も現場では使いやすいですが、マスターデータはデジタルで持っておくと更新や共有がしやすく、保育園全体で情報を共有しやすくなります。
ツールの導入はあくまで"選択肢の一つ"です。園の規模や職員のITリテラシーに応じて、無理のない範囲でスタートし、少しずつ項目を増やしていく形でも十分に効果があります。

定期訓練と連動させて"使える備蓄"に

防災グッズや備蓄品は、保管しているだけでは「いざという時」に使いこなせません。
防災訓練とセットで運用し、「使える備蓄」にしていくことが重要です。
 •訓練で実際に使用することで現場理解を深める
 •備蓄=展示ではなく"実戦的運用"へ
例えば、防災訓練の中で一部の水や簡易食を実際に使ってみる、簡易トイレを組み立ててみる、アルミブランケットの使い方を試してみる、といった体験を職員がしておくと、保育園としての対応力が大きく変わります。
現場負担を考えると、すべてを一度に行うのは難しいため、「今年は食料と水」「次回はトイレと照明」といった形で段階的に取り組む方法も現実的です。
"継続的に改善していく姿勢"そのものが、防災力向上につながります。
また、園児にも実際に防災頭巾やヘルメットを着用させることや非常食を試食させる等体験させることで災害時の不安を軽減させることにもつながります。

まとめ|「備える園」が選ばれる時代へ            

防災・備蓄は、保育園にとって「コスト」や「負担」として語られることが少なくありません。
しかし、災害が多い地域に暮らす以上、保育園としての備えは、園児と職員の命を守るだけでなく、保護者や地域からの信頼を育てる大切な基盤でもあります。            

防災備蓄はコストではなく"信頼への投資"            

水や食料、防災グッズ、備蓄スペースの確保には、当然ながら費用と手間がかかります。
それでも、災害時に「この保育園なら安心して任せられる」と感じてもらえるかどうかは、平常時の備えに左右されます。
防災備蓄を単なるコストではなく、「園児・職員・保護者・地域からの信頼を高める投資」と捉え直すことで、園内での合意形成もしやすくなります。
段階的でもよいので、保育園としての目標水準を定め、毎年すこしずつ近づけていく取り組みが重要です。

小さな備えが大きな安心につながる

防災というと「完璧なマニュアル」「最新の設備」を想像しがちですが、実際には、
 •水と食料を3日分確保する
 •簡易トイレとおむつ、防臭袋を揃える
 •備蓄リストと保管場所を一枚にまとめる
 •年1回、賞味期限と数量を確認する
といった"小さな一歩"の積み重ねが、非常時保育園としての大きな安心につながります。
もし、自園だけでどこまで対応できるか不安がある場合は、保育園運営を専門とするパートナー企業に相談し、現場の実情に合った防災計画や備蓄の考え方を一緒に整理していく方法もあります。
キッズコーポレーションのように、保育園運営や運営委託の実績を持つ事業者であれば、災害時の保育園としての視点も含めて、無理のないステップ設計を提案することができます。
「いつかやろう」ではなく、「今年はここまで整える」と小さな目標から始めることで、保育園の防災・備蓄は着実に前に進みます。
今日の一歩が、明日の"安心して選ばれる園づくり"につながっていきます。

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