「保育士の派遣」とは?委託運営との違いと、企業・病院に合った選び方を徹底解説!
2025/07/07 #保育園の運営方法
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「保育士の派遣」とは?委託運営との違いと、企業・病院に合った選び方を徹底解説!

保育士の雇用には正社員・パート・派遣・委託など多様な形態があり、特に派遣と委託は外部業者が関与する点は共通しますが、仕組みや責任範囲が異なります。
派遣保育士活用と保育園委託運営を比較していきましょう。

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保育士の派遣とは?基本的な仕組みと特徴

派遣保育士の定義と仕組み 

派遣保育士は人材派遣会社と雇用契約を結び、派遣先の保育園で働く保育士です。
雇用主は派遣会社で、給料も派遣会社から支払われます。業務指示は設置者(保育園)から受けますが、勤怠管理や福利厚生は派遣会社が担います。
契約は通常3か月~1年で更新され、同一保育園での勤務は最長3年です。
登録型派遣、紹介予定派遣、常用型派遣の3種類があり、それぞれ特徴が異なります。   

どんな場面で活用される?

派遣保育士は急な欠員補充や新設園の即戦力確保、夜間・休日保育などの変則的な時間帯での柔軽な人員調整に有効です。
紹介予定派遣による採用ミスマッチリスクの低減にも役立ちます。
その一方で、組織の「保育理念の浸透」や「チームビルディング」の面では考慮が必要です。

保育園運営における「委託」との違い            

委託運営とは?

委託運営は、企業や病院が保育施設(箱)のみを用意し、保育士の雇用、運営管理、カリキュラム作成、保護者対応など、保育園運営に関する業務全般を専門の運営業者に一括して委託する形態を指します。
設置者は運営負担から解放され、保育以外の業務に集中できるようになります。また、委託業者のノウハウにより、質の高い保育を実現することができます。

派遣との違いを比較 

派遣保育士は個々の保育士を必要期間だけ保育園に派遣する仕組みで、運営責任は設置者側にあります。
一方、委託運営は保育園運営全般を専門業者に一括して任せる形態で、働く保育士は委託業者の従業員となります。
派遣は短期契約で柔軟性が高い反面、長期安定性に欠ける場合があります。
委託運営は専門の業者が長期間運営を担当するため、より安定した運営体制を構築できます。            

派遣保育士を活用するメリットとデメリット  

メリット

急な人材不足にも即対応できる柔軟性が大きなメリットです。
正社員の採用プロセスでは時間がかかる場合でも、派遣であれば迅速に人材を確保することができます。
また、社会保険や労務管理の手間が不要になることも重要な利点です。
派遣会社が給料支払いや各種手続きを担当するため、設置者(保育園)は業務指示や管理に専念できます。
スポット勤務や短期稼働も可能なため、いつもより人手が必要な行事などにも対応できます。

デメリット・注意点

派遣保育士活用の主なデメリットは、担任など継続性が必要なポジションに不向きな点です。
派遣は有期雇用で最長3年のため、長期的関係性を築く担任業務や責任者には適しません。
また、派遣保育士は複数の保育園を経験することが多いため、各保育園の独自の運営方法や保育理念を把握するのに時間を要することがあります。
これにより、設置者の求める保育の質を即座に提供することが困難な場合もあります。
また、派遣会社への手数料により、正社員雇用より割高になる可能性も高いです。
 

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