本日の一部報道について

本日の共同通信社による一部報道において、当社の保育士採用の社内基準に関して差別的な記述が含まれていたとの指摘がなされております。まずもって、お取引先様、保護者様を含め、関係者の皆様に、ご心配をお掛けしておりますことを心よりお詫び申し上げます。

当該報道で差別的との指摘をされた保育士採用の社内基準については、大切なお子様をお預かりするという保育業務の重要性や、お子様・ご家族・働き手である保育士にとって安心・安全な保育を実施するとの業務遂行上の必要性等に照らして、あくまで参考とする社内の指針として定めたものであり、個別状況に応じて、それと異なる運用も行われております。これら業務上の必要性等を踏まえた実務指針を持ちながら慎重に採用活動を行うことは、男女雇用機会均等法等の法令違反には当たらないと考えておりますが、一部に適切ではない表現があったものと真摯に受け止め、表現の見直しを行うとともに、今後も、法令等に配慮した採用を行ってまいる所存です。

なお、当該記事においては、2019年に当社と無関係な場で男性の元園長が起こした逮捕事案に関して、「会社として（逮捕を）公にしていない」との記述がありますが、事実と異なる内容となっています。当社は、元園長の問題事案を報道で認識した後直ちに、在籍園での問題行為の有無について調査を行い、調査の経過及び同種の問題が確認されなかった結果について、該当園の保護者様や管轄の自治体へ速やかに説明しており、「（逮捕を）公にしていない」という事実はありません。

当社といたしましては、保育業務がご家庭の大切なお子さまをお預かりする極めて重要な社会的役割であることを深く認識しております。そのため、当社のポリシーでもあります『Kids First (何より、子どもが最優先)』の観点から、すべての子どもたちとご家族、そして保育に携わる職員にとって、安心・安全な保育環境を確保することを最優先事項として様々な取り組みを行っており、今後も一層、適切な業務運営に努めてまいります。